7月30日放送のクロスロードに出演の坂東幸輔さんは

今、注目を集めている建築家です。

東京藝術大学、ハーバード大学の大学院で

建築を学ぶという経歴を持ちながら

なぜ空き家再生をするようになったのでしょうか?

坂東幸輔さんの経歴や環境による気持ちの変化などを

探っていきます。

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坂東幸輔さんが空き家再生を始めた理由は?

坂東幸輔

東京藝術大学美術学部建築学科卒で

ハーバード大学大学院デザインスクール修了という

エリート街道まっしぐらのような経歴を持ちながら、

坂東幸輔さんが空き家再生を始めることになった

きっかけが気になり調べてみました。

 

簡単に言ってしまうと、

リーマンショックが原因だったようです。

 


リーマンショックが起きてなかったら、

海外で活躍する建築家だったかもしれませんね。

そこはわかりませんが。。。

 

坂東幸輔さんも、初めは

ハーバード大学を出たら

世界中の設計事務所で働ける

と思っていたそうです。




設計を指導してくれた先生の

オフィスに入ろうと心を決め、

願書を送る前から、

なんと、先生のオフィスのあるニューヨークに

引っ越しまでしていたといいます。

 


しかし、社会の風向きが

一変してしまったのですね。

 

引っ越しをした翌週に

リーマン・ショックが起きてしまい、

ニューヨークの会社はどこもリストラの嵐!

 

なんとも不運な坂東幸輔さん。

 

思い描いていた海外の設計事務所で働くといった

大きな夢を失い、大きな企業や組織といったものに

頼って生きることへの疑問を感じるようになったようです。

 

 

2010年に東京藝術大学の助手になるまでの2年間は

無職の状態だったということもあり、

坂東幸輔さんにとっては、価値観が変わるほどの

長い葛藤の時期だったのではないでしょうか?

 


そんなどん底の時に坂東幸輔さんが

出会ったのが救世主、神山町だったのです。

神山町

神山町は徳島市中心部から車で40分ほどに位置する

人口6,000人弱のまち。

神山町が坂東幸輔さんの実家のそばにあった

ということも何かの縁かもしれませんね。

 

 

神山町は、アーティスト・イン・レジデンスや、

道路の清掃活動、森づくりなど、



普通は行政主導で行うことを、

住民自ら自分たちのまちを変えていくという

魅力的なまちだったといいます。

 

 

ちなみに、アーティスト・イン・レジデンスとは、

芸術政策を行う人を一定期間ある土地に招いて

その土地に滞在しながらの作品制作を

行わせる事業のことをいいます。

 


田舎でありながら、やっていることは最先端なこと。

田舎のおじさん、おばさんたちが

お互い刺激し合い、

少しずつ積極的に自分たちのまちを

変えていってるのですから、

坂東幸輔さんの興味がそそられていったのもわかりますね。

 

 

2010年に東京藝大の助手になることができた頃、

神山町で先に活動していた

NPO法人グリーンバレー理事長の大南信也さんに

「学生を連れてきて一緒に空き家再生をやらないか」

と声をかけてもらったのがきっかけで

「空き家再生」が始まります。

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坂東幸輔さんの空き家再生の基盤はハーバード!?

坂東幸輔

坂東幸輔さんがハーバード大学大学院デザインスクールで

学んだ授業はどれも刺激だったといいます。

 

なかでも、スラムの健全化や公害・災害復興支援など

社会的な問題をデザインの力で解決しようという、

建築による社会貢献の精神が

現在の坂東幸輔さんの活動の基盤になっているようです。

 

また、設計の授業でトルコやギリシャ、ブラジルを訪ね、

社会問題解決のために実践している建築デザインを、

現地の建築家に建築や都市を案内してもらいながら

学んだ経験は、そのまま活動の原動力になっているんだとか。

 

 

リーマン・ショックという

予想外の社会の変化を目の当たりにし、

途方に暮れたこともあったでしょう!

 

 

最初の頃、思い描いていた

「ハーバード大学を出たら

世界中の設計事務所で働ける」

と思っていた坂東幸輔さんも、

ハーバードでの学びはムダではなく、

その効果を何十倍も、何百倍も大きく活かすことが

できているのではないでしょうか?

 

坂東幸輔さんのプロフィールと経歴

名前:坂東幸輔(ばんどうこうすけ)

生年月日 1979年

出身地:徳島県

学歴:東京藝術大学美術学部建築学科

  ハーバード大学大学院デザインスクール

職歴:スキーマ建築計画、

  東京藝術大学美術学部建築科教育研究助手

  坂東幸輔建築設計事務所設立

  京都工芸繊維大学非常勤講師

  日本全国で「空き家再生まちづくり」

 

学歴だけ見ると、本当に頭が良くて

いわゆるエリートと思ってしまいますが、

どん底も味わい、社会の変化の波にもまれながら

うまく方向転換をし、やりたいことを

形にできるようになってきた

今をときめく建築家、坂東幸輔さん。

坂東幸輔さんは、結婚しているのでしょうか?

実は、リーマン・ショックから1か月後に結婚。



披露宴では司会の人から

「新郎は求職中で、、、」と紹介され、

ちょっと情けない結婚式となった

と言っています。

 

坂東幸輔さんは、

2年間無職の状態だったといいますから、

その間、奥様の内助の功があっての

今の成功があるのかもしれませんね。

坂東幸輔さんに子供はいるのでしょうか?

 



1歳の娘さんがいるんですね。

かわいくて仕方がない頃でしょうね。

奥にいらっしゃるのは奥様でしょうか?

すてきな方ですね。

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坂東幸輔さんが手がけた空き家が生き返った画像


ハーバード大学の大学院で建築を学び、

「建てない建築家」という別名を持つ

空き家再生のプロ、坂東幸輔さんの手がけた

作品を見てみましょう!

ブルーベアオフィス神山

ブルーベアオフィス神山

築80年の傾いた長屋の一角の空き家。

夏休みをすべて費やして改修したそうです。

クリエイターが神山に滞在して

作品制作するための拠点

『ブルーベアオフィス神山』が生まれました。

ブルーベアオフィス神山の改修工事

東京藝大などの大学生たちと取り組んだ

ブルーベアオフィス神山の改修工事。

(設計:BUS/坂東幸輔 須磨一清)

 

 

この改修工事がきっかけで

神山町にはサテライトオフィスが生まれることになり、

過疎化問題の解決策として全国から注目されるように

なったといいます。

 


神山町にとっても、坂東幸輔さんにとっても

ターニングポイントになった

忘れられないプロジェクトのようです。


神山バレーサテライトオフィスコンプレックス

神山バレーサテライトオフィスコンプレックス

廃工場をコワーキングスペースにリノベーションした

神山バレーサテライトオフィスコンプレックス。

2016年3月に消費者庁が業務試験を行ったことで有名。

(設計:BUS/坂東幸輔 須磨一清 伊藤暁 柏原寛、写真:樋泉聡子)

 

えんがわオフィス

えんがわオフィス

東京の映像関係の会社のサテライトオフィスである

えんがわオフィス。ガラス張りの外観から

働いている様子がよく見える。

(設計:BUS/坂東幸輔 須磨一清 伊藤暁)

出典:http://colocal.jp/topics/lifestyle/renovation/

出典:http://www.kosukebando.com/

 

築90年の古民家を改修したとは思えない

おしゃれ感、さすがです。

 

古民家や空き家の存在感は残っているのに、

すごく新しいニューヨークの美術館にでも

入っていくような感覚で仕事ができる空間が

地元にできていく喜び、、、

たまらないでしょうね。

 

作り上げていく側も、

作ってもらって息を吹き返したまちも

いきいきと活性化できそうですね。

 

徳島県神山町、牟岐町出羽島など

日本全国で「空き家再生まちづくり」の活動を

行っている坂東幸輔さんは

どんどん進化していっているようです。

 

空き家再生プロジェクトが

日本中の過疎地を活性化し、

人の流れにも変化をもたらす可能性があります。

 

 

おしゃれ感のあるスマートなデザインだけでなく、

ハーバードで学んだ建築学を超えた

社会や環境との共存を意識しながら

作り上げていく建築物。

 

 

最先端を模索しながら作り上げている

坂東幸輔さんの作品そのものが、

時代にマッチして共感を生んでいるようです。

 

 

建築家ユニットBUSが

第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展(2016)

日本館展示に出展するなど、

今、波に乗っている坂東幸輔さんの

これからの活躍から目が離せません。