9月25日放送のイチから住では、

冨家規政さんが

先輩移住者「蕎麦いち」の主人

佐伯誉史朗さん(58歳)のお宅にお邪魔し、

本格的なそば打ちを教えてもらってました。

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佐伯誉史朗さんってどんな人?

北杜市

佐伯誉史朗さんは、八ヶ岳のおいしい水を使い、

10割そばをお客様にもてなすお店

「蕎麦いち」を経営しています。

 

冨家規政さんが、週に1度は通う

行きつけのお店のご主人です。

 

そのお店から車で20分。

少し高台にある自宅を

みせてもらう約束をしていました。

 

現在58歳の佐伯さん。

29歳の頃に、妻、さつきさんと出会い、結婚。

 

当時は、東京で佐伯誉史朗さんは

グラフィックデザイナー、

妻のさつきさんは、

コピーライターをしていたのですが、、、

 

誉史朗さんが若かった頃、

ドライブが好きで、八ヶ岳によく来たそうです。

 

そしたら、ものすごい綺麗な

シルエットだったそうなんです。

八ヶ岳が。。。

 

もうこんな景色、日本では見たことがない

って思い、ここに住みたいなって思って。。。

 

 

妻のさつきさんも、

「行っちゃおう、行っちゃおう」

って思ったそうです。

それしか、何も思わなかったというから

驚きです!

 

恐るべし、奥さん!!

 

さらに、その時の蓄えが

何十万円ぐらいしかなかったそうですよ。

 

 

えっ?それで移住できちゃうの?

って、率直な私の感想です。

後のことを考えると、なかなか

行動ができない状態だったような気が。。。

 

 

アクティブで、前向きな考え方が今の佐伯さんご夫婦の

幸せな時間につながっているんですね。

 

段ボール箱にベニヤ板をのっけて

それが食卓だったそう!

 

それが、楽しんですよ。

その上で乾杯!とかやって。。。

奥さんも、楽しかったです!

面白かった!

と。。。

 

佐伯さん、素敵な奥様と結婚されましたね。

 

誉史朗さんは、

オレは必死だったけど、

さつきさんは結構心が太いんで。。。

なんでも楽しみに変えちゃうんですよ!

と奥さまをベタ褒めでした。

 

佐伯さん夫婦は、お金が無い中、

山梨県北杜市で移住生活。

そこで誉史朗さんはやったことがない

建築系の仕事でほそぼそと暮らし始めました。

 

3年間続けたある日、こんな思いが

現れたそうなんです。

 

「その頃、そばにすごく興味があって・・・」

色んな本を読んだり、色んな人を見たり

自分で打ってみたり暗中模索。

 

これならいけるなっていう気持があって

そこで、「よし!やっちゃおう」

と決めちゃったんです。

 

しかし、お蕎麦屋さんを始めるにあたって

大きな壁が。。。

 

信州は、蕎麦で有名ですよね?

そんなところでやっても、

自分たちの力が生かされないと思ったそうです。

 

埋もれてしまうんじゃないかと思ったんだとか。。。

だったら、全く蕎麦の文化がない

南の方に行っちゃえって。。。

 

 

なんと、誉史朗さんは、蕎麦を極めるために

独学で勉強し、わずか3年で

山梨県を離れることを决意。

山口県でそば「遇」をオープンさせたんです。

 

最初の日は友達が1組来ただけ。

しかし、週末すごい時は

100人オーバーになるほどの

人気店となったそうです。

 

周りが車であふれていたことがあったんだとか。。。

 

 

佐伯さんの蕎麦の評判が口コミで広がり、

お店はあっという間に大繁盛!

 

多いときで、1日に50組以上のお客さんも。。。

自信がついた佐伯さんは、およそ10年間に及ぶ

山口県でのお蕎麦屋さんをたたみ、

大好きだった、山梨県北杜市に

戻ってきたんです。

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佐伯さんの家ってどんな家?

佐伯さんの家

家の外観もおシャレなのですが、

中を覗いてみると、

冨家規政さん「なに、この家!」

と叫ぶほど、カッコイイ家でした。

 

テーブルの素材は、チークで、

大きさは、建て5m×横1mの

ものすごい樹齢のもの。

机

佐伯さんは、この木を見た時に、

家を建てたいなと思ったのだとか。。。

 

よく知っている、大工さんがいて、

その大工さんがこれを持っていたらしいのです。

「これ、絶対欲しい」

と思って、家を作っちゃったそうです!

 

 

こんなきっかけもあるんですね。

そして、冨家規政さんの目に止まったのは階段!

耐久性に優れていると言われる

米松の木を使っていて、

壁から板をつきだしているだけなんだとか。。。

 

階段

隙間があることで、空間が広く見えるんだそう。

 

 

しかも、階段の手すりは、つなぎ目のない

1本の鉄。鉄を作る工房に頼み、

壁のカーブに合うように作られた、

オーダーメイド。

 

 

冨家規政さんは、

「なんてセンスのいい家なんだろう」を連発!

 

めちゃめちゃ開放感がありますね。

間取りは2LDKで、

二人暮らしにはちょうどいい。

 

 

憧れの家を建てたい

とおよそ300坪の土地を購入し

家を建てたそうです。

 

 

開放感って、いいですよね。

気持も閉じこもらないから。。。

 

爽やかな風が吹いて、

冬は寒い、夏は高原の風が

吹いているところで

同じ目線でいられるというのが

すごく幸せなんです。

佐伯さんは、満足気に語っていました。

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佐伯さんのそば打ち講習

冨家規政さんは、移住して興味を持った

そば打ちを佐伯さんに教えてもらう約束を

していたそうなんです。

 

そば打ちのプロに伝授してもらうなんて

これは必見ですね。

 

 

石臼で挽いたそば粉を使います。

石臼

佐伯さんのお店「蕎麦いち」では、

その時期の美味しいそば粉を

日本各地から選び、

独自にブレンドしているんだとか。。。

 

今日作るのはお店と同じ10割蕎麦。

 

 

10割蕎麦は、つなぎの小麦粉を使わないため、

打つのがとても難しいそうです。

ちゃんとできるか、ちょっと不安そうでもあり、

ワクワク感もありの冨家規政さん。

 

使う水は、名水の里ならではの

八ヶ岳の清らかなおいしい水。

八ヶ岳の水を使うだけで蕎麦の香りが

より引き立つといいます。

蕎麦の香り

あんまり、焦らなくて大丈夫ですから。。。

と佐伯さん。

 

周りから粉をかき集めて

指先だけでサラサラとかき混ぜて

そのうち蕎麦の香りがぷーん

と立ってくるときがポイント。

 

そば

これは、粉が水と混ざった印なんだとか。

目で見て、指で感じて、鼻で感じるんだそうです。

 

 

そば打ちは五感を使ってやるんですね。

奥が深いです。。。

 

 

10割蕎麦をおいしく作るには、

このかき混ぜる作業が重要らしいです。

そば粉の混ぜ方

 

時間をかけ、そば粉と水を丁寧に混ぜることで

伸ばした時も、ちぎれにくい滑らかな生地が

できるといわれているそうです。

 

 

かきまぜること、およそ15分。

そば粉にある変化が。。。

 

だんだん塊が大きくなるそうです。

 

そば粉

気がついたら、だんごになるんだそう。

それぞれが、だんだん

吸い寄せられていくんだとか。。。

あとは、こねましょう!

 

 

生地がなめらかになるまで、

充分こねたら、OK!

わぁ、いい香り。。。

 

いい生地が出来ましたよ!

と褒められながら、

気分よく次の作業へ。

 

 

続いては、生地を伸ばす作業!

回転させながら押すことで、

圧力がかかり、きれいな円に・・・。

 

 

今度はめん棒を使います。

スルスルッと、下に圧力をかける感じで

伸ばしていきます。

綿棒で伸ばす

 

 

いよいよ蕎麦を切る作業。

蕎麦を切る

刃の背中で押しながら切るんだとか。。。

そばを切る

 

初めてにしてはよくできてますよね?

奥さまには、「こんな太いそば見たの初めて」

なんて、いじられていた冨家規政さん。

これをきっかけに、きっと奥さまに認めてもらえるような

細いそばにできるよう練習すると思いますよ。

 

そばの太さ比較

切り終わったら、1時間ほど寝かせることで、

水と蕎麦が馴染み、

美味しく茹で上がるだとか。。。

こういう時間をかけて、

愛情がたっぷり詰まった食事は、

手作りの良さを感じますね。

生地を寝かせる

 

寝かせている間に

蕎麦に合わせるおかずを作ります。

素揚げや天ぷらを織りまぜて作るというのも

また楽しみのひとつだそうです。

 

すべて、北杜産。

新鮮な野菜がたくさん食べられるのって、

健康面からいってもうれしいことですよね。

 

 

野菜の素揚げの秘訣って、

野菜の水分をドンドン抜いて

凝縮させるんですって。

天ぷらは、衣の中で蒸して揚げるそうです。

 

似てるんですが、ぜんぜん違うらしいです。

だから、にんじんの素揚げは

ものすごく甘くなるんだとか。。。

 

 

ひとつ、また私の頭の中に

新たな知識がインプットされました。

 

天ぷらは、よくやるのですが、

素揚げはしたことがないので、

今度、挑戦してみようと思います。

 

そろそろそばを茹でます。

そばを茹でる

10割蕎麦は、はしでかき混ぜると、

切れちゃうので混ぜないように!

との佐伯さんからのアドバイスです。

 

 

デリケートと言うか、かなり贅沢な素材なんですね。

 

 

2分ぐらい茹でたら、水でしめて、出来上がり。

そば

美味しく出来上がりました。

 

佐伯さんがお店をやる時のテーマが

”人の笑顔 ” なんだそうですよ。

 

北杜に住んでいる人たちって、

自分たちが楽しむためだけに

生きてるんじゃなくて、

人のために何かしてあげるっていうことが

すごく好きな人が多いのだとか。。。

 

東京とかだと、自分の周りだけを

綺麗にすればいいって。。。

 

でも、北杜の人は、道路の向う側にある

ゴミも自分の家みたいな感覚で綺麗にする

っていうのがいいですね。

 

 

八ヶ岳の一部が自分だ

という感覚になっているんだそうです。

 

 

掃除が掃除ではなく、

景色を維持しているものなので、

風景を作っているのが自分たちだ

という意識があるようです。

 

素敵ですね。

 

ますます、地方移住が気になってきたのは

私だけでしょうか?

 

人との付き合いも、

強制ではなく、気の合うもの同士

八ヶ岳の自然を愛する共通の心があるから

つながっていくんでしょうね。

 

そういう感覚、いいなぁ~。

 

冨家規政さんは、そばの作り方を

教えてもらい、北杜への移住、

気持ちが大きく前進している様子ですね。

 

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